ピアノを独学で学ぶためのおすすめテキスト

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ピアノを独学で学ぶには、どんなテキストを選んだらいいのでしょう。

テキスト選びのポイントは次の通りです。このポイントに沿っておすすめのテキストを紹介します。

  • コツコツやるのが好き→バイエルなどの基礎的教則本
  • 基礎はそこそこにして曲が弾きたい→簡単アレンジ曲集
  • 弾きたい曲が決まっている→1点集中型
目次

コツコツやるのが好き→バイエルなどの基礎的教則本

コツコツやっていくのが好きな人は、基礎的な教則本がおすすめ。

バイエルは1番から106番まであるため、ゲームをクリアしていく感覚で1曲ずつ制覇していく喜びを感じられそうです。

ただ、大人から始める場合は子供用のテキストより、大人初心者用に作られているテキストの方が効率よく学べるのでそちらを選んだ方が良いかもしれません。

【2024年7月】初心者用教本 Amazon売れ筋ランキングトップ5

Amazonの「初心者用教本」の売れ筋ランキングよりトップ5を紹介します。
テキスト選びに参考にしてください。

1位全訳ハノンピアノ教本
2位ブルクミュラー25の練習曲
3位ツェルニー30番練習曲
4位はじめてのギロック
5位ソナチネ アルバム 1

基礎はそこそこにして曲が弾きたい→簡単アレンジ曲集

コツコツやるのが苦手な人は、名曲が簡単にアレンジされているものがおすすめです。

特にクラシックは原曲どおりに弾こうとするとそれなりにテクニックが必要で時間もかかります。アレンジされているものを弾くことでクリアするハードルが下がり、成功体験を手に入れることができます。

クラシックをアレンジして弾くことに関して、嫌悪感を示す人も少なからずいます。

クラシック音楽には長い歴史と文化があり、曲をアレンジ=改変することは作曲家への冒涜だと捉える考え方が多いようです。

クラシック音楽がなんとなく敷居が高いと感じるのはそんなところもあるのかもしれません。

確かに演奏会などでお金をもらって演奏するのは問題があるかもしれませんが、個人的に楽しむ分にはアレンジしていても構わないのではないでしょうか。

有名な曲の一部分だけでも弾けると楽しいですよ。

【2024年7月】アレンジ曲集 Amazon売れ筋ランキングトップ5

Amazonの「アレンジ曲集」の売れ筋ランキングよりトップ5を紹介します。
テキスト選びに参考にしてください。

1位月刊ピアノ2024年8月号
2位ピアノセレクションピース~ピアノソロ~ ダンスホール/ケセラセラ~ナハトムジーク
3位坂本龍一 / ピアノ名曲集
4位はじめてでも最後まで弾ける大人のピアノ 心に響く 美しいメロディの名曲77
5位月刊Pianoプレミアム 極上のピアノ2024春夏号

弾きたい曲が決まっている→1点集中型

弾きたい曲が決まっているのなら、その曲だけをひたすら練習するというやり方もありです。

基礎的な技術を知らなくても曲を練習していくうちに習得できる場合もあります。

弾きたい曲のレベルによっては最後まで弾き切ることが難しいかもしれませんが、好きな曲を弾いているという実感が得られるので、楽しく練習できると思います。

私が実際に使っていたテキスト

私は音楽経験もなく、ピアノはまったくの初めての超初心者だったので、まずは基本的な教則本からやってみようと思いバイエルを選びました。

1,こどものバイエル

大人初心者向けの本もありましたが、音符が小さめで、やや分かりづらかったので、子供用の本を選びました。

ひらがなが多めで可愛らしいイラストもふんだんにあり、まさに子供向けですが、音符も大きく表示されていて、大人の初心者にはむしろ子供向けの方が分かりやすいかもしれません。

2,ブルクミュラー25の練習曲

バイエルと比べて1曲ずつタイトルも付いていて、曲を弾いているという実感がわく練習曲集です。

後半になるにつれ難易度が上がっていきます。確か16曲目くらいまでは弾いた記憶があります。

3、バッハピアノ小品集

バッハの教則本といえばインベンションが有名ですが、その前段階で初級者向けなのがこの小品集ということで、選んでみました。

メヌエットやマーチなど、どこかで聴いたことのある曲が収められています。

4、ハノン

指の練習に有名なハノンを使ってみましたが、ちょっと難しかったです。
楽譜を読むことに慣れている中級者以上の人に向いている教本です。

初心者は、プロの先生に練習法を教えてもらえるなら良いですが、独学でやるのは少し厳しいと思います。

5、ショパン ノクターン集

ノクターン20番が弾きたくて始めたピアノ。気合を入れて本格的な楽譜を買ってしまいました。
でも、結局弾けずに終わってしまいました。

6、簡単なポップス

教則本と並行してポップス曲を数曲弾いていました。
「もしもピアノが弾けたなら」「We’re all alone」とか。

この「すぐ弾ける はじめての~」シリーズは楽譜にドレミと指番号入りで初心者向けにアレンジされているので弾きやすいです。

その他には、ぷりんと楽譜で探してダウンロードしていたと思います。

たいら

当時のピアノを黒歴史にしてしまったので、すべての記憶があいまいですみません

黒歴史になった理由はこちらにまとめてあります。興味のある人は読んでみてください。

動画付きのテキストもおすすめ

もし今、私が初めてピアノを学ぶとしたら、テキストだけでなくDVDやYouTubeと連動した動画付きのものを選びます。

実際の演奏を見ることができるので、テキストだけでは分からない弾き方も学ぶことができます。

【2024年7月】動画付ピアノ教本 Amazonベストセラートップ5

Amazonの「動画付ピアノ教本」のベストセラーよりトップ5を紹介します。
テキスト選びに参考にしてください。

1位すぐに弾けるピアノ入門 (実用No.1シリーズ)
2位はじめてでも最後まで弾ける 大人のピアノ名曲77 ~クラシックから定番のポップスまで~
3位DVD一番やさしい すぐに弾けるピアノ・レッスン
4位ピアノ基礎レシピ 1
5位はじめから1人で学べる 大人のためのピアノレッスン 上巻 (DVD付)

まとめ:いろいろ試してみて好みの方法を見つけよう

ピアノのテキストには様々な種類があります。自分のタイプに合ったテキストを選んでみてください。
選ぶポイントとしては、次の3つです。

  • コツコツやるのが好き→バイエルなどの基礎的教則本
  • 基礎はそこそこにして曲が弾きたい→簡単アレンジ曲集
  • 弾きたい曲が決まっている→1点集中型

一つに絞るのではなく、いくつか試してみるとやりやすい方法が見つかると思います。

今回の記事がテキスト選びの参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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