13年ぶりにピアノを再開して『30日でマスターするピアノ教本』という通信講座を受講しています。
第1弾から第3弾までの練習記録を残していきます。
『30日でマスターするピアノ教本』ってなに?と気になった人はこちらの記事をどうぞ。
今回は、第1弾の振り返りと、『指をスラスラ動かす練習曲集』の使い方を詳しく説明していきます。
『指をスラスラ動かす練習曲集』について
講座のセットの中に『指をスラスラ動かす練習曲集』というものが入っています。
これは指をトレーニングするための曲集で、同じトレーニングのための曲集で有名なものだと『ハノン』が知られています。
ただ、ハノンは初心者には少し難しいです。
曲自体は音階練習が多いので、弾き方を覚えてしまえばそれほど難しくはないんですが、音符がぎっしりで見た瞬間「うわっ」と思わず楽譜を閉じてしまいたくなります。
そんな初心者のために、この『指をスラスラ動かす練習曲集』は誰もが知っている曲の一部を使って、分かりやすく指の練習をしようというコンセプトで作られています。
いつ使えばいいの?
『指をスラスラ動かす練習曲集』略して『指スラ』
講座の中でもこのように略しているので、当ブログでも『指スラ』と表記していきます。
『指スラ』には簡単なものから難しいものまで難易度が違う曲が16曲入っています。
どんな曲をいつ使えば良いのか、という点ですが、講座のセットに同封されている、「教材の使い方」ガイドに、レッスンの進め方の目安が載っています。
これによると、一番最初は第1弾のレッスン10の後で使うと良いようです。
ただ、これはあくまでも目安なので、この通りにやらなければいけないということではありません。
第1弾の『指スラ』は2曲
第1弾の後に2曲の指スラを弾くようになっています。
チャルメラで1~2の指練習
1曲目は4小節のみ。誰でも聞いたことがあるであろう、「チャルメラ」のメロディです。
両手とも1と2の指のみで弾いていきます。
カエルの歌で1~3の指練習
2曲目はこちらもおなじみのカエルの歌。8小節の曲。
123の3つの指を使う練習です。
今回の2曲は、第1弾のレッスンが全て終わっている人ならば、余裕で弾ける曲です。
指の練習なので、曲を弾くというよりは「指を鍛える」という点に重点を置き、どんどんスピードアップしていくと良い練習になるでしょう。
第1弾が終了したので、振り返ってみる
これにて、第1弾が終了しました。
レッスン1から10と、指スラが終わるまでにかかった日数をまとめてみました。
1日目 | レッスン1~4 |
2日目 | レッスン5~6 |
3日目 | レッスン7 |
4日目~5日目 | レッスン8 |
6日目~9日目 | レッスン9 |
10日目~14日目 | レッスン10 |
14日目 | 指スラ |
「30日」という日数はあくまで目安
「30日でマスターするピアノ教本」というタイトルですが、私は14日で終了しました。
この日数に関しては、個人差が大きいので、私のように早く終わる人もいるし、30日以上かかる人もいます。
また、1回の練習時間も違うでしょうから、あまり「30日」という数字にこだわらなくても良いでしょう。
ちなみに私の1回の練習時間は30分程度でした。
たとえ30日で終わらなくても、動画には視聴期限はありません。
いつでも見ることができますから安心してください。
「できた」の見極めは大体弾けたらでOK
曲をマスターしたときの「できた」という判断は、多少ミスタッチがあっても最後まで普通のテンポで弾けたらOKと自分で決めました。
昔の私は、1度でもミスタッチがあったらもう1回やり直し!と何度も何度も弾いていました。
でも、これをやっていると疲れてしまうんです。完璧に弾くことに必死になって、演奏する楽しさなんてどこかに行ってしまいます。
2度目の独学では、あまり根を詰めずに、大体弾けたらどんどん次に進むことにしました。
レッスン曲の『歓びの歌』と『ジュピター』を振り返る
第1弾のレッスン曲は『歓びの歌』と『ジュピター』でした。
『歓びの歌』
全部で16小節の短い曲で、両手で弾きますが左手は単音で1小節に1つか2つと、かなり易しいアレンジになっています。
初めてピアノを弾く人にも、ブランクのある人にも、取り組みやすい曲です。
『ジュピター』
小節数は25小節。音符の数はぐっと増えて、難度もぐっと上がりました。
2曲目でこのレベルは初心者にはちょっと難しいかも、と思ってしまいました。
私は再開者ですが、前半部分だけでも結構時間がかかりました。
その代わり、完成したときの達成感は格別です。
これくらい難しい方がやりがいがあるかもしれませんね。
第1弾はピアノの基礎が学べる導入編
『30日でマスターするピアノ教本』第1弾から第3弾までの3巻セットの講座です。
第1弾は導入編。ピアノの基礎を学びます。
レッスン曲は易しい曲と、ちょっと難しい曲。バランスがちょうど良いと思いました。
次は第2弾に入ります。
練習記録を追って紹介していくのでまたご覧いただけるとうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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